エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・エリタージュ社とフォーシーズンズがフレンチアルプスのムジェーヴに フォーシーズンズによる欧州初のスキーデスティネーションの計画を発表

世界でラグジュアリーホテルを展開するフォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツ（Four Seasons Hotels and Resorts）と、ベンジャミン・ドゥ・ロスチャイルド男爵（Benjamin de Rothschild）ならびに妻のアリアーヌ氏（Ariane de Rothschild）が所有する著名ライフスタイル企業、エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・エリタージュ社（Edmond de Rothschild Heritage）は、欧州におけるフォーシーズンズ初となるマウンテンデスティネーションを2017年～2018年の冬季スキーシーズンに開業予定です。

モンブランを望み、ジュネーブ国際空港からわずか70キロという利便性に恵まれたムジェーヴは、130本超の整備されたアルペンコース、深々と降り積もる新雪、圧雪されていないオフピステなど、上級スキーヤーのパラダイスです。モン・ダルボワのゲレンデにダイレクトにアクセスできるムジェーヴ初のホテルとして、そびえ立つモン・ダルボワの麓に抱かれるように建つ55室のフォーシーズンズホテル ムジェーヴ (Four Seasons Hotel Megève) は、スキーヤーにとってアルプス山脈に直結した贅沢な隠れ家となるでしょう。

加えて、フォーシーズンズは、全英オープンで3回の優勝に輝いたヘンリー・コットン卿（Sir Henry Cotton）設計による18ホールのゴルフコース、ゴルフ・デュ・モンダルボワも運営します。

エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・グループ（Edmond de Rothschild Group）のグローバルCEO (最高経営責任者) を務めるアリアーヌ・ドゥ・ロスチャイルド氏（Ariane de Rothschild）は、この注目すべき開発事業について、「今回の提携は私たちによるモン・ダルボワでのホスピタリティだけでなくムジェーヴの街にも新たな展開をもたらすことでしょう。ホスピタリティ業界におけるフォーシーズンズのプロフェッショナリズム、国際的ネットワークと長年の経験はどこにも引けを取りません。私は特に、ムジェーヴのホテルがフォーシーズンズによる欧州初のラグジュアリーマウンテンデスティネーションであることを誇りに思います」と述べています。

フォーシーズンズ ホテルズ アンド リゾーツの社長兼CEO、 J・アレン・スミス（J. Allen Smith）はこのプロジェクトについて、「ロスチャイルド家はムジェーヴに長い歴史を持ちます。このすばらしいデスティネーションを次世代のラグジュアリートラベラーに紹介するために、当社がパートナーとして選ばれたことを光栄に思います。私たちは、モン・ダルボワの歴史と特徴を維持しながら、フォーシーズンズの伝統であるお客様ひとりひとりに合わせたサービスを導入することで、フレンチアルプスにこれまで見られなかったものを創造するつもりです」と述べています。

アレン・スミスはさらに、「ムジェーヴは、アルプスの魅力と洗練度が相まって、欧州内外のラグジュアリートラベラーに人気のデスティネーションとなっています。年間を通じてフォーシーズンズのお客様をお迎えし、ムジェーヴの美しさを発見していただくことを楽しみにしています」と述べています。

ムジェーヴにある何軒ものミシュラン星付きレストラン、歴史的な山岳建築、曲がりくねった石畳の道は、すばらしい自然の景観と同様に美食と豊かな文化でも知られる場所です。ムジェーヴ周辺の地域もまた、ヘリスキー、犬ぞり、スノーシューによる氷河ハイキング、雪をかぶった美しい森に整備された30キロ以上のクロスカントリーコースなど、数多くの山岳アドベンチャーを提供します。文字通り通年楽しめるデスティネーションとして、春から夏にかけてのムジェーヴはその姿を変えます。山腹の牧草地は豊かな緑で覆われ、色とりどりの花が咲くガーデンには世界中から観光客が訪れます。

フォーシーズンズホテル ムジェーヴは、伝説のフォーシーズンズホテル ジョルジュサンク、パリとフレンチリヴィエラにあるグラントテル ホテル デュ カップ フェラ、ア フォーシーズンズホテルに続くフランスで3番目のフォーシーズンズとなります。また、フォーシーズンズ リゾーツ アンド レジデンス ウィスラー（カナダ）、フォーシーズンズ リゾート アンド レジデンス ヴェイル（アメリカ）、フォーシーズンズ リゾート ランチョ エンカンタード サンタフェ（アメリカ）、およびフォーシーズンズ リゾーツ アンド レジデンス ジャクソンホール（アメリカ）に続く、フォーシーズンズで5番目のスキーデスティネーションになります。

エドモン・ドゥ・ロスチャイルド・エリタージュについて

イノベーションとエクセレンスの融合を目指す情熱に加えて貴重なノウハウを未来の世代に伝えるため、エドモン・ドゥ・ロスチャイルド男爵（Baron Edmond de Rothschild）およびベンジャミン・ドゥ・ロスチャイルド男爵（Baron Benjamin de Rothschild）ならびに妻のアリアーヌ夫人はさまざまな「アート・オブ・リビング」活動に投資をするようになります。今日、その品質へのこだわりは、以下に示す3つの主要な事業で発揮されています。

• ワイン：所有面積500ヘクタールを超え、フランス、スペイン、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカで年間350万ボトルのワインを生産する5つのドメーヌ。
• ホスピタリティ：2軒のホテル、5軒のレストラン（2つ星のLe 1920を含む）、ヘンリー・コットン設計による18ホールの山岳ゴルフコース。
• ネイチャー：350頭の牛を飼育して9種類のチーズ（有名なブリー・ド・モーAOPを含む）を生産する農場、狩猟用の私有地（フランスとアフリカ）、300以上の貴重種を揃えた育樹のための野外ナーセリー。