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セバスチャンガッセン

料飲統括部長
「食を通じてこの活気に溢れる街・大阪の文化やエネルギーをお届けし、新しい大阪を発見していただきたい」

 

 

フォーシーズンズホテルにおける職歴

2024年よりフォーシーズホテル大阪にて現職

職歴

  • ザ・アバディーン・マリーナ・クラブ(香港・中国);インターコンチネンタル グランド スタンフォード 香港(中国);マンダリンオリエンタルジャカルタ(インドネシア);ザ リッツカールトン ウィーン(オーストリア);ザ リッツカールトン 北京 ファイナンシャルストリート(中国);ザ チャールズ ホテル(ロッコ フォルテ ホテルズ)(ミュンヘン・ドイツ);ジュメイラ ミナ ア サラム(ドバイ・アラブ首長国連邦);ザ リッツカールトン(ベルリン・ドイツ);ハイアット リージェンシー(ヘルン・ドイツ);MVアスタークルーズ;ザ リッツカールトン ウィーン(ヴォルフスブルク・ドイツ)

出身地

  • コブレンツ・ドイツ

学歴

  • Parkhotel “Am Schaenzchen”(アンデルナッハ・ドイツ)にてホテルマナジメント学科を修了

語学

  • ドイツ語、英語

 「一日の仕事を終えた後、”Just did it! ” (今日もやり遂げた!)とスタッフ達と互いに労いの言葉を交わしながらふと腰を下ろす瞬間はいつも充実感に満ち溢れます。仕事中に溢れ出すアドレナリン、チームワーク、達成感はまるでスポーツの後の爽快感と似ています」飲食のフィールドで長く情熱を持ってキャリアを積んだセバスチャン・ガッセンは語ります。

クルーズ船での経験をはじめ、世界7ヵ国のレストランやラグジュアリーホテルにて20年以上、接客のプロとして技を磨いてきたセバスチャン。様々な文化の中で培ってきたグローバルな感性を活かし、活気に満ちたこの美食の街・大阪で新たな挑戦をスタートさせます。国内外のゲストをはじめ、舌の肥えた大阪の美食家たちも夢中にさせるホテルレストランを目指し、フォーシーズンズホテル大阪では、セバスチャン率いる先鋭スタッフ達が、新しい食体験への扉を開きます。

「海外からのゲストには、大阪の味はもちろん、この活気に溢れる街の文化やエネルギーも食事とともに体験していただきたいと考えています。また日本国内のゲストや地元・大阪の美食家達には、これまでにない新しい大阪を発見していただけると思います」とセバスチャンは語ります。

セバスチャンは、 料飲統括部長として本格的な広東料理を提供する「江南春(ジャンナンチュン)」、新感覚の鮨体験を演出する鮨レストラン、大阪の街を一望出来るダイナミックなバー、クラシカルなフランスのビストロ料理、熟練のブーランジェが手掛けるベーカリーショップ、日本茶のティーラウンジ、計6つのレストラン&バーに加え、ルームサービスや宴会部門の監修を手掛けます。

セバスチャンの暖かく魅力的なサービスは、国内外で高い評価を受けています。「私たちフォーシーズンズホテル大阪が、ラグジュアリーホテルでのダイニングの概念を再定義できると考えています。ゲストにはリラックスした楽しい雰囲気の中で、職人達が丹精込めてご用意する料理をお楽しみいただくだけでなく、きめ細やかな接客やゲストとのコミュニケーション、またカスタマイズされたパーソナルなサービスで、お客様にとって心に残る想い出をつくってゆきます。ぜひフォーシーズンズホテル大阪では、その心に残るモーメントをたくさん提供していきたいと考えています。」

セバスチャンは、ドイツの小さな町・コブレンツにて生まれ育ちました。地元の小さな 家族経営していたホテルでの見習いがきっかけで、プロとしての情熱に目覚めました。3年間、接客やオペレーション、裏方業務など多岐に渡る作業を学び、修行を積みました。その時に学んだスピード感や作業効率は、現在に活かされていると言います。その後2000年に、5 つ星ホテルのバーテンダーとして入社したセバスチャンは、まるでメジャーリーグの世界に飛び込んだかのような華々しいデビューを果たしました。以来、UAE、中国、オーストリア、インドネシア各国で活躍を続けています。サービススタッフからスタートし、みるみるうちに管理職の地位まで昇りつめ、北京のラグジュアリーホテルにて料飲統括副部長に就任。その後ウィーンでは、同ホテルブランド料飲統括部長に昇進しました。 また、ベルリン、モスクワ、上海、香港のラグジュアリーホテルでは、多くの開業プロジェクトに携わってきました。プレオープニングメンバーとして、パンデミックの渦中、香港ではミシュランの星付きレストランのリニューアルを2 軒監督。フォーシーズンズ大阪に着任するまでは、香港のラグジュアリープライベートクラブにて運営ディレクターを務めていました。

様々な国で異なるチームを率いてきたセバスチャンは、互いの文化を理解することが重要だと語ります。「自分が正しいと思うことも、全ての人が正しいと思うとは限りません。異なる文化にも敬意を払い、互いの違いを理解した上で一緒に働くスタッフと接することが、良いチームとなるカギだと考えています。特にホテルの飲食部門では、ホテルが位置するその土地の地元の方とのコミュニケーションが重要です。各国や土地、地域独自の文化的行事はもちろん、生産者、醸造家、職人達との繋がりを大切にしてゆきたいと考えています。」

休日は、家族と一緒にハイキングやサイクリングをし、最寄りの公園で自然を満喫しながら過ごすことが一番幸せな時間です。大阪では、地元ならではの食べ物や飲み物を探し、食べ歩きをしています。「とにかく毎日発見がいっぱいです!」とセバスチャンは眼を輝かせて語ります。