ヘッドバーテンダー兼飲料オペレーションにキース・モッツィが着任

August 2, 2022,

Tokyo, Japan

フォーシーズンズホテル東京大手町（所在地：東京都千代田区、総支配人：アンドリュー・デブリト）は2022年7月、キース・モッツィ（Keith Motsi）がヘッドバーテンダー兼料飲オペレーション（Head Bartender & Beverage Operations）に着任したことをお知らせします。

キース・モッツィは「Paris meets Tokyo」をコンセプトとしたバー「VIRTÙ」を含む、ホテル内全体の飲料オペレーションを担当いたします。

勤勉でカリスマ性のあるキース・モッツィヘッドは、バーテンダーとして腕を振るうだけでなく、バーを訪れたゲストがいつまでも心に残るお時間を過ごしていただけるために、活気に満ちた夜を演出いたします。

キースは、日本人好みの味や嗜好についても研究を重ねており、店内の温度、照明の明るさ、音楽の音量など、お客さまの心地よさを左右するあらゆるところに細心の注意を払いながら、お飲み物はもちろんのこと、サービスや雰囲気の良さも求めて、ご来店いただけるよう努めていきたいと述べております。

また、深いストーリー性やレイヤーが美しく重なる個性豊かなカクテルに合わせて、キースが最も重視しているのは、究極に楽しい体験を提供することです。「５つ星ラグジュアリーホテルと聞くと、洗練されたイメージと共に敷居の高さを感じがちです。そんな洗練されたイメージを保ちつつも、リラックスできて楽しい場所であってほしいと思っています。バーは、単にお酒を愉しむ『場所』ではなく、バーというステージでバーテンダーとお客さまがつくり上げる唯一無二のひととき、『ショータイム』なのです」と、キースが考えるサービスの提供について語っております。

ジンバブエで生まれ、イングランドで育ったキース。地元のバーからアジアへと拠点を移し、バーテンダーとしての腕を上げていきます。最近まで、フォーシーズンズホテルソウルのシグネチャーバー「Charles H.」でヘッドバーテンダーを勤めていました。その間、「Charles H.」は、いくつもの賞を受賞し、キース自身も「Asia’s 50 Best Bars」のバーテンダーが選ぶ「Altos Bartenders’ Bartender Award 2022」を受賞しています。

その前は、オープンしてから1年後に、「Drink Magazine Asia」による「Best Hotel Bar in China 2018」に選ばれた、フォーシーズンズホテル北京のバー「EQUIS」のオープニングメンバーでした。キャリアをスタートさせたロンドンの「Soho House（会員制のバー）」やリーズにある「Skippy’s Cocktail Bar」で得た経験、そして、持って生まれた才能の功績です。

キースの家族は料理好きで、いつも誰かが訪ねてきては、栄養たっぷりの料理を囲むという楽しい幼少時代を過ごしました。この温かい家庭環境が現在のキースのキャリアに大きな影響を与えています。社交的に育ったキースは、英国のリーズにあるバー「Jakes Bar & Grill」でキャリアをスタートさせます。「初日から大好きな仕事だと感じました。大勢の人が集まって、お祝いしたり、泣いたり、恋に落ちたり、ノスタルジックな気分に浸る人もいる。どう言い表せばいいのか分からないくらい圧倒的な雰囲気でした。そして何よりも、一瞬にしてお客さまを笑顔に変えるバーテンダーは、まるでロックスターのようでしたよ！」と、その時の感動を今でも鮮明に覚えています。

勤務地を東京に移したキースは、仕事以外でも忙しくなりそうです。そのひとつが、ミシュランマラソン。「日本にはミシュランの星を獲得したレストランが203軒あります。それを一軒ずつゆっくり訪れたいと思っています」と話します。ラグビー経験がある彼は、地元のラグビーカルチャーを愛し、選手としても観戦者としても参加したいと思っています。そして、バーテンダーとして興味深い日本の文化のひとつが、ウィスキーです。レアな銘柄を求めてウィスキー醸造所を巡り、英国にあるウィスキーコレクションに加えることを楽しみにしています。

【キース・モッツィの略歴】

フォーシーズンズにおける経歴　