アンドリュー・デブリト
リージョナル・バイスプレジデント兼総支配人
フォーシーズンズにおける職歴
- 1992年より、リージェント クアラルンプール(旧フォーシーズンズ ホテル)
職歴
- フォーシーズンズ ホテル 北京
- フォーシーズンズ ホテル ジャカルタ
- フォーシーズンズ リゾート アヴィアラ(現フォーシーズンズレジデンス クラブ サンディエゴ, アビアラ)
- フォーシーズンズ ホテル 上海
- フォーシーズンズ ホテル ムンバイ
- フォーシーズンズ リゾート ランカウイ
- フォーシーズンズ リゾート モルディブ アット クダフラ
- リージェント クアラルンプール(旧フォーシーズンズ ホテル)
- コンコルド ホテル クアラルンプール
出身地
- クアラルンプール、マレーシア
学歴
- シンガポールホテル協会、ホテル経営学課程修了
- ペン・フォスター大学(ペンシルベニア州スクラントン)、経営管理学準学士号取得
語学
- 英語、マレー語、タミル語
フォーシーズンズホテル東京大手町は、対照的なものが混在する都会と見事なまでに調和しています。 「新しい視点での発見が毎日あり、まるで5歳児に戻ったような気分です」。総支配人としてホテルの指揮を執るアンドリュー・デブリトは言います。「この街に新しさをもたらす当ホテルは、東京の魅力を最大限に満喫いただける場を提供いたします」。
近年新規ホテルの参入がわずかであった大手町エリアに新たに誕生するフォーシーズンズホテル東京大手町は、まさにこの街に新しい風を吹き込む存在となるでしょう。ホテルはふたつのタワービルにて稼働し、一方のビルには6フロア190の客室からなるホテルを、そしてもう一方のビルにはオフィスを構えます。ホテルのロケーションは、皇居からほど近い、国内でも有数のビジネスエリアである大手町。「当ホテルが提案する『コントラスト』を象徴する街といえるでしょう。ご滞在のお客さまは、多くの大企業が拠点を構える大手町の中心まで徒歩圏内の場所にいながら、皇居の緑豊かな森の美しい景観を愛でることができるのです」。
最先端の設備を誇るスパや屋内プール完備のフィットネスセンターのほか、都心の絶景を望める高層階のアウトドアテラスを備えたワールドクラスのイタリアンやフレンチのダイニングとバーなど、当ホテルが提供する豊かなアメニティをお楽しみください。また、ミーティングやイベントにご利用いただける館内バンケットエリアも充実しています。海外からのお客さまの高まる需要にお応えするとともに、東京の国際的なビジネスシーンにおける東京の競争力を高めるべくサポートをいたします。
当ホテルでは、大切な日を迎えるカップルのために、チャペルそしてウェディングのショールームもご用意しています。「ウェディングは、人生においてもっとも大切なお祝いの場です。当ホテルは、おふたりの特別な日がずっと記憶に残る1日となるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます」。
当ホテルの極上のおもてなしは、海外からのお客さまだけを意識したものでは決してありません、と言うデブリト総支配人。「その地ならではのおもてなしを提供するには、ホテル所在地で暮らす人々とのつながりがとても大切だと思っています。その都市で生活する人々の日々の暮らしのワンシーンとなり、皆が集い、つながる場となってこそホテルが成功したといえると私は考えます」。
もちろん、努力なしでそれを成しえることはできません。デブリト総支配人は、フォーシーズンズホテル北京で総支配人を務めていた当時、フラワーワークショップやパブリックエリアでのアートの講演など、こだわりのイベントや企画を手がけてきました。「私がそこから学んだのは、イベントは壮大なものである必要はないということです。しかし、多様なライフスタイルや業界の方々にとって魅力的と感じるものでなくてはなりません」。ホテルの真の成功とは、訪れる人々がホテル空間でくつろぐことができること、と言うデブリト総支配人。「自宅のように心地よく感じられること、それがホテルを愛する理由のひとつです。人生を豊かにするものを提供することで、そのようなアンビエンスをつくり上げることができるのです」。
マレーシアに生まれたデブリト総支配人は、地元クアラルンプールにてホスピタリティのキャリアをスタートさせました。父親は、息子が選んだ仕事に対してあまり良い顔はしなかったものの、「私はずっとこの仕事を続けてきました。当初惹きつけられた人々そして土地とのつながりというものに対して、現在でも大きな魅力を感じます。グループと仲間が一丸となって協力しあい、共にゴールを達成することに喜びを覚えるのです」。
食べること、そして飲むことを愛するデブリト総支配人は、フォーシーズンズにおける長いキャリアにおける多くの時を、料飲部門のマネージメント業務に携わってきました。「クリエイティビティが発揮できる場」だという料飲部門は、ホテルの運営業務の中でも思い切ったことができる部門だとデブリト総支配人は言います。「これまで、さまざまなバックグラウンドからなるスタッフとチームを組み、多くのすばらしいものをつくりだすことができました。枠にとらわれることなく、これまでの通念を超えるものを世に送り出すことができるのが、料飲部門なのです」。
読書家でもあるデブリト氏は、来日した直後より日本の歴史についての書物を読み込んでいます。「新しい地に移住してまず行うのが、そこの歴史について書かれた本を読むことです。その地に対して、すぐにつながりを感じることができるのです」。また、もっとも好きな作家のひとりである村上春樹の書籍を読むことも楽しみにしています。「村上春樹の本は、電車での移動中に読むのにぴったりです。東京に移り住んでからは、電車に乗る機会がとても増えましたからね」。