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Four Seasons Hotel Tokyo at Otemachi

  • 1-2 Otemachi, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-0004, Japan
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阿部紗苗(あべ さなえ)

チーフコンシェルジュ
質問されるのが好きなんです。ゲストからのちょっと困難な質問や変わった依頼を受けることが、何よりの楽しみです!

 

フォーシーズンズにおける職歴

  • 2020年より、フォーシーズンズホテル東京大手町

職歴

  • アマン東京; ザ・ペニンシュラ東京; JTBビジネストラベルソリューションズ

出身地

  • 神奈川県

学歴

  • 国際基督教大学(東京)

語学

  • 日本語、英語

本物の士族による武士道に関する講習会、知る人ぞ知る小さなラーメン店・・・それがどのような場所であれ、チーフコンシェルジュの阿部紗苗が目指すのは、ゲストの方々に「本当の東京」を案内すること。「単にご要望にお応えするだけではなく、まったく知らなかったこと、あるいは期待以上の経験への扉を開く鍵をご提供できるよう心掛けています」と阿部は説明します。

13年間かけて集めた東京の穴場情報、そして彼女の専門知識は、旅行者に対して東京での生活や文化の門戸を開く、とっておきの贈り物です。「新しい場所を体験することとは、リストにある所を次から次へと回るだけのことではありません。訪れた場所で地元の人たちと交流したり、旅先での思い出づくりをしたりすることなのです」と阿部は情熱的な目を輝かせます。

海外の人にとって日本の習慣は、近づきがたく理解できないものもあります。その点においても、阿部のグローバルな視点が功を奏します。神奈川県生まれの阿部は、父親が旅行業界で働いていたために引っ越しが多く、幼少期から新しい地を訪れることが好きでした。アメリカでの6年間は、驚きの連続でした。ニューヨークに到着したばかりの阿部は、一言も英語を話すことができないばかりか、太平洋を隔てた文化の違いについてもまったく知識がありませんでした。世界各国を旅した阿部が学んだ最も重要なことは、『先入観を持たず、何事も相手の立場から見るようにすること』でした。

今日阿部は、彼女ならではのインサイダーとアウトサイダー両方の視点から、地元での当たり前を、それを初めて体験するゲストに自然なかたちで紹介し、それらに対する理解を深めるための手掛かりを提供しています。「質問されるのが好きなんです」と阿部は笑いながら話します。「ゲストからのちょっと困難な質問や変わった依頼を受けることが、何よりの楽しみです」。

国際基督教大学教養学部を卒業後、まずはビジネストラベルコンサルタント業に就き、その後コンシェルジュ業に携わります。2007年から2020年までは、都内にある2軒のラグジュアリーホテルにおいて、ゲストに極めて稀な経験を提供する術を磨きます。その過程で、トップクラスのレストラン、自元のガイド、あるいは職人や工芸人といった人たちとの関係を構築しています。そして、その力強いネットワーク力をフォーシーズンズホテル東京大手町で活かします。阿部が提示する必須条件は、エクセレンス(卓越性)と情熱です。「一緒に仕事をしたいのは、一味違う、常識の枠を超えた対応ができる人です」。

コンシェルジュデスクでの業務は、親しみを感じるスタイルと細心の配慮のある双方向のコミュニケーションをもって情報を共有するという点において、単に情報を提供するだけのインフォメーションデスク業務とは大きく異なります。阿部のリーダーシップの下、フォーシーズンズのコンシェルジュチームは、ゲストの優先傾向に焦点を合わせます。興味があるのは、建造物なのか、料理なのか、それともショッピングなのか。独占的で親密な体験を求めているのか、あるいは地元の人たちで賑わう場所を求めているのか。静かでゆっくりと時間を過ごす場所なのか、それとも活動的な繁華街なのか。こういった要因に基づいて阿部は、東京都内や都内近辺の『体験』を勧めます。

「私たちは、日本のアンバサダーであると考えています。私たちの役割は、発見や探検やつながりをつくり、体験の手助けをすることです。日本を好きになっていただけること、それがこの仕事の何よりも好きな理由です」。