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Four Seasons Hotel Tokyo at Otemachi

  • 1-2 Otemachi, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-0004, Japan
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吉田雄太(よしだ ゆうた)

チーフソムリエ
ワインを嗜むことは、科学と同じくらい大変な術を要する芸術です。ワインの歴史やルーツからブドウの栽培方法そして味や香りの表現まで、すべてがワインを楽しむ過程において不可欠な要素なのです。

 

フォーシーズンズにおける職歴

  • 現職(2020年より)

職歴

  • ティエリー・マルクス(東京);  ベージュ アラン・デュカス(東京); パレスホテル東京; ロオジエ(東京); ホテル西洋銀座(東京)

出身地

  • 東京

学歴

  • 日本ソムリエ協会(東京); ホルムズグレン・インスティテュート・オブ・TAFE(オーストラリア、メルボルン)

語学

  • 日本語、英語

厳しさと意外性を合わせ持ったチーフソムリエの吉田雄太は、フォーシーズンズホテル東京大手町にワインに対するダイナミックなアプローチを取り入れます。多岐にわたるワインリストを手に、吉田は、お客様の好みに合ったワインを勧めるための会話も楽しみます。「まずは、お客様の嗜好や好みを理解し、そして思いもよらなかった1本を提案したりします」と吉田は説明します。「ソムリエとして、自分が気に入っているものを勧めたくなるという気持ちを抑えることも必要です」。

吉田が厳選した伝統とイノベーションの両方の要素を含むコレクションは、フランスやイタリアの銘柄以外にも、なかなか日の目を見る機会に恵まれていない「新世界(ニューワールド)」の醸造所のラベルも並びます。ワインの選択には、タイミングも重要となります。「若くても美味しいもの、何年も眠らせることによって味わいの複雑性やその特徴を引き出すことができるものもあります」。その中でも吉田の愛好家への一押しは、まだ東京ではあまり知られていないポルトガル産のブドウの品種を使ったワインです。

もうひとつの焦点は、日本のワインです。吉田は、山梨や長野、北海道といったテロワール(土地)における最高のワイン醸造用のブドウ園を探索しています。フォーシーズンズでは、吉田が厳選した逸品を、東京の景色を見下ろす39階のテラスにあるコンテンポラリーフレンチのest(エスト)でお楽しみいただけます。

吉田が高級ワインの世界に入ったのは、運命の巡り合わせによるものでした。吉田にかすかな希望の光を見出だしたのは、二十歳の頃にアルバイトをしていたイタリア料理レストランのソムリエです。「当時はまだアルコールを口にしていませんでしたから、何故そう思われたのかは検討もつきません」と吉田は笑みを浮かべます。しかし、彼にとって最初のメンターからワインテイスティングの基本を学び、自分がやるべきことが何であるかに気づきます。

日本ソムリエ協会のディプロマを取得し、東京の最先端の美食市場で才能を磨きます。都内のラグジュアリーホテルでは、アシスタントシェフソムリエとしてワインの選択や販売について学び、一流のフレンチレストランでは、料理とワインのペアリングの技を会得します。このフォーシーズンズの職に就く直前までは、銀座のハイエンドなレストランでチーフソムリエを務めていました。

ワイン業界で吉田の評判が高まり、それに伴う栄誉を受けます。ソムリエとしての高い技術に対しては、『ニュージーランド・ワイングロワーズ・ソムリエ・コンペティション2018』とポルトガルワインの日本ナンバーワンソムリエを決めるコンクール『ポルトガルワイン杯2019』でそれぞれ2位、そして2019年の『ボルドー&ボルドー・ シュペリュール』のソムリエコンクールで3位に輝きました。

estでは、シェフのギヨーム・ブラカヴァルの日本の旬の素材を生かしたアートフルなフレンチのメニューとのマリアージュという繊細な仕事を担当します。「ワインは、料理の味を引き立てます。料理の味を変えたり、それに勝ったりしてはいけないのです」と意気揚々と述べる吉田。estの革新的なキュイジーヌが、彼に型にはまらない独創的なアイディアを掻き立てるのです。彼のリーダーシップの下、デカンテーションからグラスの選択まで、その的確さと細部へのこだわりが、フォーシーズンズでのワインエクスペリエンスをより一層のものとしてくれるでしょう。

吉田は、ワインメーカーに関する詳しい知識をゲストと共有したいと考えています。数あるワインの中でもストーリーがある1本の場合は、なおさらです。ほんの一例として、その歴史が17世紀まで遡るル・ドメーヌ・ダンリのシャブリについて・・・。

「ワインを嗜むことは、科学と同じくらい大変な術を要する芸術です。ワインの歴史やルーツからブドウの栽培方法そして味や香りの表現まで、すべてがワインを楽しむ過程において不可欠な要素なのです」。