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Four Seasons Hotel Tokyo at Marunouchi

  • 1-11-1 Pacific Century Place, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-6277, Japan
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浦田 晃一(うらた こういち)

フォーシーズンズホテル丸の内 東京 ヘッドバーテンダー
“会話が、一杯のカクテルをつくる秘訣なのです。お客様との会話は楽しいですし、いろんなことを知ることができます。そこから私は、そのお客様のためだけのカクテルをつくることができるのです”

 

 

フォーシーズンズにおける職歴

  • 2021年より現職

職歴

  • ヒルトン東京お台場
  • ANAインターコンチネンタルホテル東京

出身地

  • 東京

学歴

  • 東京YMCA国際ホテル専門学校

語学

  • 日本語

フォーシーズンズホテル丸の内 東京のヘッドバーテンダー浦田晃一のミクソロジーに対する情熱は、人一倍です。東京におけるドリンク事情をしっかりと理解しており、一人ひとりに合った記憶に残る一杯のドリンクの提供に努めています。通ってくれるお客様のことをより知ろうとすることが彼の仕事の流儀であり、喜びでもあります。「それには、我々ができることをしっかりとやるだけです」と、彼は笑顔を見せます。

バーテンダーという職業を選んだきっかけは、都内のホテルのバーでエレガントなバーテンダーに出会ったことです。「何かを必要としているお客様がいないかさりげなく店内を見回すその姿、お客様へのアプローチの仕方、飲み物を絶妙のタイミングで提供するなど、何もかもがスムーズでした」。

カクテルのテクニックだけではなく、お客様に対する心遣いに感銘を受け、その佇まいは今でも浦田の心に焼き付いています。そのような経験を元に自分なりのおもてなしを表現します。「お客様のために何ができるかを常に自問自答しています。お客様がバーを訪れる理由は様々です。リラックスするため、誰かと会うため、お祝いをするため。そのように訪れたお客様に対して、日常を少しでも離れた時間を提供すること、心のこもったサービスと心遣いを提供することが私たちの役割です」。バーテンダーにとって何が一番の喜びかというと、お客様が、来た時よりも幸せな気分でバーを離れていくことなのです。

東京YMCA国際ホテル専門学校を卒業後、浦田は都内のプレミアラグジュアリーホテルで腕を磨きます。バーテンダーの資格を取得し、国内外のお客様と接することで様々なドリンクの嗜好について理解を深めました。スピリッツの知識が広がっていくにつれて、彼はディテールにもこだわるようになります。「カクテルをつくり始めた頃は、もし気に入ってもらえなかったらというような不安がありました。それでも、一つひとつのプロセスに集中して完璧を求めていく中で、そういった気持ちはなくなりました。集中することが、不安に対する完全な防御となったようです」。

そして現在、フォーシーズンズホテル丸の内 東京のヘッドバーテンダーとして、宿泊するお客様のみならず、丸の内界隈における社交のハブとしてのポジションを確立していくことに、期待に胸が膨らみます。「フレンチのセザンでは、総料理長ダニエル・カルバートのダイナミックな料理に合うスタンダードなお飲み物以外にも、ここでしか味わえないオリジナルカクテルを提供しています。フレンチビストロ、メゾン マルノウチでは、ブランチの時のカクテル、仕事帰りの一杯や飲み会にぴったりのグラスワインなど、一日中気軽に楽しめるドリンクメニューを揃えています」。

このバー・チームの特化したアプローチとは、東京において気軽に利用できるお気に入りのバーとして認知してもらうことです。ブティックラグジュアリーとしてのホテルのコンセプトは、浦田の信条と深く共鳴しています。「会話が、一杯のカクテルをつくる秘訣なのです。お客様との会話は楽しいですし、いろんなことを知ることができます。そこから私は、そのお客様のためだけのカクテルをつくることができるのです」。このアイコニックなバーでは、定番のカクテルだけではなく、フレーバーを引き立てるシャンパンと和三盆からつくったホームメイドのシロップ、醤油や温泉水といった日本独自の素材を使った、ちょっとしたひねりを加えたオリジナルカクテルが楽しめます。

また彼らは、ヴィネガーのような革新的な素材を使うなどした豊富なモクテル(ノンアルコールのカクテル)メニューにも挑戦しています。彼らのクリエイティブなアプローチは、都会の景観とともに愉しむ「メゾン マルノウチ」のアフタヌーンティーにも新鮮なアクセントを加えます。

浦田は、第一線で活躍するバーテンダーたちとの強い絆を通して、そして新しいバーを訪れることによって、東京のミクソロジーシーンの把握に努めています。「ジャパニーズ・ジンは、現在まさにルネッサンスを迎えていて絶対にメニューから外せません。また、一部で人気を博しているテキーラも、レパートリーの1つです」と、浦田は説明します。

浦田は、都心からは離れたところにある、独特の雰囲気のあるバーがお気に入り。もちろん、六本木の穴場のバーについても詳しいので気軽にお尋ねください。では、蒲田自身が愛する飲み物とは? スモーキーなスコッチウィスキーのロック、です。「一口目は強いです。しかし、氷が解けるとともにフレーバーが少しずつ変わっていきます。グラス一杯のウィスキーから、はっきりと異なる味わいの段階を楽しむことができます」。