ギヨーム・ギャリオ (Guillaume Galliot)
Caprice(カプリス)、シェフ・デ・キュイジーヌ
フォーシーズンズにおける職歴
- 現職(2017年より)
職歴
- The Tasting Room by Galliot、シティ・オブ・ドリームス(マカオ)
- Crystal Marrakech(モロッコ)
- ラッフルズ北京ホテル(中国)
- ラッフルズ ホテル シンガポール
- フランソワ・プランテーション(サンバルテルミー(セントバーツ)島)
- ル・ジャルダン・デ・サンス(モンペリエ、フランス)
出身地
- フランス、トゥール
語学
- フランス語、英語、スペイン語、北京語(会話レベル)
ギヨーム・ギャリオは、美食の伝統を受け継ぐ最高峰のフレンチシェフとして美食の方々から注目を受けております。伝統的なフランス料理のテクニックを駆使し、ギヨーム独自の多様な味わいを創り出しながら、三位一体となる美しいハーモニーを一皿に込めてお届けしております。また、ギヨーム率いるフォーシーズンズホテル香港のフレンチレストラン「Caprice(カプリス)」では、伝統的なフレンチをベースに、世界中の食材を存分に引きだした珠玉のメニューの数々をご賞味いただけます。
ギヨームは、フランスのロワール渓谷のシャンブレ=レ=トゥールで生まれ育ちました。小さい頃から料理に関心を持ちつつ、海外旅行に強い興味を持っておりました。料理学校で学んだ後、ミシュランの3つ星レストラン『ル・ジャルダン・デ・サンス』の双子のシェフ、ジャック・プルセルとローラン・プルセルの下で研鑽を積みます。その時に、軽やかな味わいが特徴の地中海料理に感銘をうけました。また、芸術的な世界を映し出すペストリーに魅了され、デギュスタシオンのフルメニューにおいてデザートも重要な一部であることを深く理解しました。
その後ギヨームは、ニューヨークとカリブ海のセントバーツ島でコンサルティングの仕事を経ましたが、再度食の世界に戻るためにシンガポールに降り立ちます。シンガポールでは、史上最年少の23歳で、ラッフルズホテルの副料理長に就任したしました。
ラッフルズホテルシンガポールで中国料理独自の調理法や味を探求し、後にラッフルズ北京ホテルへ移ります。
2010年、これまでのキャリアで培ってきた経験をもとに独自の料理を提供する機会を得ます。マカオのシティ・オブ・ドリームスの『The Tasting Room by Galliot』において、ギヨームならではのモダンなフレンチファインダイニングをつくり上げました。
The Tasting Room by Galliotは1年目にしてミシュランの1つ星を獲得し、続けて4年連続でこの栄誉を維持しました。その後、2016年と2017年には、ミシュラン2つ星を獲得します。
The Tasting Roomは、2013年から2017年までTatler誌の「香港&マカオのベストレストランガイド」の「Top Ten Restaurants」に選出されました。その他にも、同じく2013年から2017年に「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)」の「Top 100 Tables」、2017年の「アジアのベストレストラン50」では39位、に選ばれました。
輝かしいキャリアの後、2017年アジアにて、最も人々を魅了するレストラン「Caprice」に加わります。
「Capriceは、香港で最もお気に入りのフレンチレストランのひとつで、マカオに住んでいる頃に頻繁に通っておりました。そのためCapriceのチームに入る事ができるのが、とても光栄なことです。Capriceの創業時のシェフ、ヴィンセント・ティエリー(Vincent Thierry)が土台を固め、その後ファブリス・ヴュリン(Fabrice Vulin)が貢献してきたことをしっかり受け継いでいきたいと考えています。Capriceは非常に美しいレストランで、素晴らしいオープンキッチンがあり、ダイニングルームからはビクトリア・ハーバーを臨むことができます。厳選した食材、充実したワインリスト、そして香港で最高のチーズを揃えています。フォーシーズンズホテル香港のダイナミックなチームの一員となったことをとても嬉しく思っています」
ギヨームがシェフ・デ・キュイジーヌに就任したことで、ミシュラン3つ星のフランチレストラン「Caprice」は、また新たな時代を迎えました。「Caprice」では、ギヨームがこれまで培ってきた世界各地の食材の特色を活かした創意あふれるフレンチを、神秘的な東洋のデザインのシノワズリ調のモダンな装飾、チェコ製クリスタルのシャンデリア、ビクトリア・ハーバーの絶景とともに、思い出に残るダイニングエクスペリエンスとして提供しています。