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シグネチャーダイニング 「est」 3年連続でミシュラン1つ星獲得

 
December 5, 2023,
Tokyo, Japan

フォーシーズンズホテル東京大手町(所在地:東京都千代田区、総支配人:アンドリュー・デブリト)のシグネチャーフレンチレストラン「est(エスト)」は、2023年12月5日(火)に発表された「ミシュランガイド東京2024」におきまして3年連続1つ星の評価をいただきました。

日本の文化や食材に対する深い造詣からインスピレーションを得たジャパニーズフレンチを提供するestを指揮するのは、パリのミシュラン星付きレストラン、アラン・パッサール(Alain Passard)、クリスチャン・ル・スケー(Christian Le Squer)、ベルナール・パコー(Bernard Pacaud)など錚々たるシェフのもとで腕を磨いてきた、シェフ・デ・キュイジーヌのギヨーム・ブラカヴァルです。

「ダイニング業界で称賛のシンボルと言っても過言ではないミシュランより栄誉をいただき、チーム共々感激をしております。今回で3年目の栄光となりますが、ミシュランガイドが我々に信頼を寄せ続けて頂いている事に感謝申し上げます。estでは、ゲストの皆さまに特別な美食体験を提供すると同時に、食と自然の調和を目指したガストロノミーのご提供を心掛け、日々精進して参ります」とギヨームは述べています。

リージョナル・バイスプレジデント兼総支配人、アンドリュー・デブリトも、「estは開業から3年あまりで、ギヨームと彼の真意に賛同するチームによって、美食家の皆様にご評価いただけるダイニングへと成長いたしました。卓越された美食の街東京にて選出頂けたことをとても光栄に思います。また常日頃ご愛顧いただいておりますゲストの皆様、全国各所の農場・農家や生産者様のご協力に感謝申し上げます。」と喜びの気持ちを述べています。

サスティナブルに根ざしたファインダイニング:食を通じて伝統を伝え、守る

エレガントでコンテンポラリーでありながら、自然のリズムにしっかりと耳を傾ける。estのメニューには、旬の野菜や海産物を中心にした料理が並びます。日本の伝統へ深い敬意をも持つestチームは、生産者、漁師や猟師、そして各種専門の職人、その慣例や文化、自然や生産物から深く影響を受けています。

そのため、日本全国各所の農場・農園との関係性を築き上げる事にも力を注いでおり、シェフ自ら日本各地を訪ね生産者様と食に対する姿勢をお話しながら、食材を取り寄せることもございます。また、estでは食材のみならず、食器やグラス、インテリアにおいても、日本のアーティストや職人の作品を取り入れております。

日本産の食材使用を極力努める

特別なファインダイニング体験のご提供としてお客様の心を高める高級食材でありながら、日本では生産が難しいトリュフやキャビアなどを除き、牛肉は北海道、魚介は千葉を中心に日本各地から、そして柑橘系は和歌山から取り寄せ、食材の約95%は日本産を使用しております。フレンチ料理に欠かせないバターやチーズなどの乳製品も輸入に頼らず、フレンチと日本が持つ食技法を駆使しながら自家製のフムスや豆腐チーズを作り上げご提供しております。

芸術を映し出すデザート

コースの最後を締めくくるのは、ペストリーシェフ、ミケーレ・アッバテマルコが芸術家からインスピレーションを受けて作られるアーティスティックなデザートをご賞味ください。ミケーレが奏でる美しいデザートには、形が整っていないだけで捨てられてしまう果実を昇華させた、味わい深いソースや色合い鮮やかなゼリーが使われております。
ミケーレのアーティスティックな感性のみならず高い技術も感じながら、眼福口福なデザートをお愉しみください。

ミシュランガイドについて

1900年にフランスで創刊された「ミシュランガイド」は、レストラン業界におけるベンチマークとして、そして世界のレストランの国際比較として高く評価されています。ミシュランの覆面調査員が対象とするお店に直接出向き、素材の質、調理技術の高さと味付けの完成度、独創性、コストパフォーマンス、そして料理が常に安定しているか、という5つの基準で評価を行います。「ミシュランガイド東京」は、2008年から毎年発行され、現在東京は世界で最も多く星の輝くレストランが存在する、世界最高峰の美食を誇る都市となっています。